たまには読書感想文

浅田次郎著「終わらざる夏」上下巻読了。
太平洋戦争終結時の日ソ領土紛争を通して、様々な立場の視点から戦争の真理を描いた小説です。
面白くて一気に読んでしまったけど、ほんとに味わうには再読の必要あり、と思いました。
言い足りないところがなく、作者自身の回答がちりばめられていて、納得しながら読み進めていけるのですが、
あらためて自分で考えてみなければ、と思わせるテーマだからだと思います。
でもこれ、ドラマ化は難しいだろうなあ。肝心なところが言葉でないと伝わらない気がします。

読まれた方、ご意見を下されば嬉しいです。

健康のこと

今日は先週の血液検査の結果を聞きに行きました。
日ごろ忙しいとかいって逃げ回って、薬だけもらっていましたが、
「検査しないと薬を出さん」と言われ、意を決して採血に臨みました。

わが診療所は町営で、今は曜日によって担当医が違い、さらにお医者さんの都合によって
フレッシュなバリバリ若手のホープが代わって診てくれたりします。

採血時も若くやる気満々の女医さんでした。
僕の既往症は高血圧と糖尿（生活態度がしのばれますね）ですが、カルテを見るなり、
糖尿病の怖ろしさ、透析に至った患者さんの苦しみ等などを挙げ、生活改善を懇々と諭されました。
年内に一度は眼科に行って合併症が出ていないかチェックするように、とも。
いやあビビリました。　まあ日々のチェックは大事だと思いますけど、採血前なのに。

で、今日、また初対面のお医者さんでした。結果の数値も気になりますが、いきなり入院とか言われても、
などと恐る恐る診察室へ。
結果は血糖値、ヘモグロビンA1Cなど問題の数値は大幅に下がり、肝機能、腎機能とも問題なし、コレステロール値に問題があるものの、中性脂肪も下がり、「このままの生活を続けられるのなら、薬のランクを落としましょう」と言われました。

心底ほっとするとともに、いろいろと考えました。
もし病状が進行していてもすぐには入院など出来ないし、どうすればいいんだろう。
いまは僕も含め、生活を支えるのにいっぱいいっぱいで、すぐに入院加療できないという人は多いと思います。

管さんが消費税発言でひどい目にあいましたけど、こんな用途に財源を使うのであれば、誰でもが健康保険を取り上げられることのない福祉国家を作るのであれば、国民は納得するのではないでしょうか。
それを明言していれば、首尾一貫していて説得力もあったと思うのですが。
欧米にはそんな先進国も多いのですから。

また、欧米のホームドクター制度もうらやましいと思いました。
いくら情報が溢れているとはいえ、お医者さんの言うことを盲信しがちなお年寄りには、担当医が頻繁に代わるのは不安のもとだと思います。
かと言って都会の総合病院に行けば、診療だけで一日仕事です。
わが診療所も危機を乗り越えて、平日休診になっていないだけでも大変な努力だとは思いますが。

なんか熱くなって長々と書いてしまいました。
ご意見などありましたら、コメントをお願いいたします。

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コスモスが咲き始めた

泉水荘の前に、３年前に災害残土が捨てられ殺風景だったのですが、今年からやっと植物が育ち、コスモスが咲き始めました。

そのなかに赤シソがちらほら見えたので、だめもとで掘ってきてプランターに植えたところ、無事ついたようです。少し前にはグラジオラスが５～６本見えたので植え替えたところ、見事な花を咲かせました。
来年はこのシソを増やして、「猫のしっぽ、カエルの手」のベニシアさんのシソジュースを作ってみよう。
この番組は好きで、参考になることも多いので良く見ています。
季節を楽しむ心の余裕がいいなあと思います。

泉水荘もお客さんにそんな気持ちを持ってもらえるようになりたいと思います。

今日はとりとめのない雑感でした。

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生涯の友達

今日は、母親の小学生時代からのお友達が妹さんと一緒に遊びに来られました。
熊本県の母親の里で、車で１時間近くかかるところから、年に２～３回、日帰りでおしゃべりに来られます。

なんと元気の良いことにも驚きますが、７０年も付き合いが続いていることもすごいですよね。
戦中戦後の大変な時期に、ともに少女時代を過ごした思い出は尽きないようで、女子高生のような
笑い声がなんとも楽しげです。

島田紳助氏がTVで「老後を楽しく過ごすのに必要なのは、少しのお金と友達」と言っていましたが、
まさにその通りですね。

そういう友達は両方の呼吸が合って自然に出来るもので、作ろうと思って作れるものではないと思います。
早く仕事を軌道に乗せて、これまでの友達を大切にしてゆくのは勿論ですが、
数多くの出会いを重ねて、なんとなく顔を見たくなる友人をたくさん作りたいと改めて思ったことでした。

追記
↓の記事ですが、高塚愛宕地蔵尊は毎月４の日（４日、１４日、２４日）は門徒さんの御日で、ごったがえします。
一般の参詣者も勿論入れますが、駐車場も混みますし、じっくり願い事を聞いてもらうためにも、御日は避けたほうがいいと思います。

仏頼み

母親が連れて行けというので、１年半ぶりに高塚愛宕地蔵尊へお参りに行きました。
以前は毎月行ってたのですが。
いつもは参詣人の多い有名なお寺なのですが、猛暑のせいか人影はまばらでした。

よろず何でも願い事OKなので、泉水荘とお世話になっている皆々様のご健康ご繁栄、その他、人に言えない真剣な願い事（！）など、お賽銭１００円で勘弁してもらってたくさんお願いしてきました。

おみくじは「大吉」でしたが、願い事「そのうち叶う。しばらく待て」、商売「しばらくは苦しい」、失せ物「待てば見つかる」、結婚「よき人との出会い近し」などなど、あはは、う～ん、どうなんだろう。

商売繁盛や学業成就、病気回復などの祈願に訪れる人が多く、地元産品を売るお店が参道にずらっと並んでいます。

泉水荘から日田市方向へ車で約１時間、大分自動車道「高塚インター」下車すぐ。
泉水荘からの帰りに寄るお客さんも多いです。

九州観光のついでにお願いしてみてはどうでしょう。

また衝突事故

今朝、またかわいそうな事故がおきてしまいました。
今回はぴくりとも動かないので、写真を撮ってから埋葬して、線香を立ててやりました。

大きさや体色からみるとジョウビタキに似ていますが、赤いくちばしのがいるのでしょうか？
どなたかご存知の方、お知らせいただけたら嬉しいです。

菅笠で露天風呂

 

台風のおかげで久しぶりのお湿りでした。
こんなときも、脱衣所に常備してある菅笠をかぶって入浴すると、風情があって暑くなく、小雨が体に心地よい。
めったにない経験に、お客様も喜んで下さいます。

九州の魅力を

今、BS-3ハイビジョンで湯布院から門司港まで鉄道の旅生中継やっています。
てっちゃんでない方もぜひ九州の魅力をご覧ください。

泉水荘は、てっちゃんのお客様を豊後森（中村）駅までお迎えにあがります。

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さわやかな青年

さっき買い物に行くとき、黒川温泉ででっかいバックパックを背負ったヒッチハイカーを拾いました。
聞けば実家は埼玉県で、沖縄の琉球大学の２年生とのこと。
夏休みにバイトして、貧乏旅行しながら帰省中とのことでした。
来年はもう就活なので、念願の九州一周をしているそうです。
黒川温泉で立ち寄り入浴して、少々疲れているようです。

遠い昔を思い出して、懐かしくいろいろな話をしました。
もう３０数年前のことですが、学生生活は今もそんなに変わりませんね。

小国町のバスターミナルで熊本行きの時刻を確認して別れましたが、
「沖縄に居る間に絶対露天風呂に入りに行きます」と言ってくれました。

それから　↓　の鳥の写真ですが、目つきが悪いように見えますね。
でもこれは目の周りに白い毛があるからで、実際は黒目のくるくるした可愛い顔をしていました。
本人と同じ種の名誉のため。

衝突事故

４月のある早朝、玄関のガラス戸に突っ込んできた鳥です。
脳震盪を起こしたらしく、ふらふらしてました。
用事があったので、猫などが来ないような場所で毛布の上に置いて、
パンくずと水を近くに置いて外出しました。
３時間後、帰ったらいなくなっていました。羽毛なども落ちていなかったので、
回復して無事飛び去ったのだろうと安心しました。

図鑑やネットで調べても似たような鳥は見当たりません。
大きさからするとカッコウかツグミくらいですが、ツグミは個体の差異が幅広いそうで、
自然を守る会のメンバーにも見ていただきましたが、どうやらツグミのようだ、ということに
落ち着いています。

詳しい情報をお持ちのかたがいらっしゃいましたら、教えてください。